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2021.02.09 アプリ開発

個人で開発できるアプリの種類にはどんなものがあるかを徹底解説

最近ではアプリ制作を個人で行ってしまうという人も少なくありません。アプリは個人で作
れるの?どんな種類のアプリなら作れるの?と感じる人も多いでしょう。
アプリを作るというと難しいイメージがあり、複数人で作ると認識されがちですが、個人で
作って利益を出しているという人も多くいます。
今回は個人で開発できるアプリの種類にはどんなものがあるのかを徹底解説します!今回は
個人で開発できるアプリの種類にはどんなものがあるのかを徹底解説します!

この記事の目次
  • アプリは個人でも開発可能
  • 個人でアプリ開発するのに大切な事
  • 個人で開発できるアプリの種類

アプリは個人でも開発可能

アプリは企業で複数人のチームを組まなくても、個人で開発をしていくことが可能です。

 

通常の個人エンジニアやプログラマーではもちろん、 初心者でも知識さえあればツールを利用して簡単なアプリを開発していくことができます 。
アプリ開発に必要となる知識は、専門のスクールや講座に通うことで身に着けられる他、自分でWebサイトや本を活用して実践しながら勉強していくということも可能です。

 

アプリはスマホなどでダウンロードして利用するものが多いと思われがちですが、それ以外にもWeb上で利用できるアプリや企業で利用されるシステムソフトウェアも「アプリ」と総称されます。

 

こういったアプリは個人でも環境や知識が整っていれば開発することが可能です。フリーランスとして独立し、そこから利益が多くなったので企業をするという人も少なくはありません。

開発を手助けするツールも存在

アプリを開発する際は、エンジニアやプログラマーといった職業の人が必要です。

 

しかし、そういった職業の方でも1からアプリの開発をするのではなく、 アプリ開発の手助けをするツールを利用する ということがあります。

 

こういったツールを利用すると、 少ない知識や労力で、テンプレート化されたアプリを開発することができるようになる ため、簡単なアプリであれば個人で利用するということも少なくありません。

 

ただし、 最近ではテンプレート化されたアプリを排除しようという動きもあります 。

 

特にiOSのアプリをインストール出来る「App Stpre」ではそういった動きが強いのでリスクが大きくなると言えるでしょう。ご注意ください。

個人でアプリ開発するのに大切な事

個人でアプリの開発を行う際は、いくつか大切なことがあります。

 

これらを損なうとアプリ開発がうまくいかなかったり、途中で挫折してしまうなどもよくあるので気をつけましょう。

開発するアプリのイメージ

まずは開発するアプリのイメージが必要です。

 

● ジャンル
● 機能
● 模範となるアプリ
● 対応するOS
● ターゲット層

 

最低でもこのくらいは開発に関するイメージを作っておきましょう。

 

ざっくりと頭の中でまとめるのも良いですが、 メモ書きにしてマインドマップのような形で書き記して行くと、自分の作りたい本当のアプリが見えてきます 。

 

また、すでにフリーランスとして受注をしている場合は、クライアントの意に沿ったアプリを開発するにはどうしたら良いかイメージしましょう。

開発準備

アプリを開発するためには当然準備が必要です。

 

【全共通】
● インターネット環境
● PC

 

【Android】
● Java Development Kit(Android)
● Android Studio(Android)

 

【iOS】
● Mac
● X code

 

どのOSに対応するアプリを開発するかで、必要な準備が異なる ので注意しましょう。

 

また、こちらには記載していませんが、テストプレイをする際にOSに沿った端末が必要となるのでご注意ください。

プログラミング学習

当然ではありますが、開発するアプリに沿ったプログラミング言語の学習が必要です。

 

完全素人の状態からであれば、 最低でも3ヵ月間は学習時間として準備期間 を用意しておきましょう。

 

また、プログラミング学習としていますが、実際には他にもアプリ開発に関する学習や基礎部分を学んでいく必要もあります。

テスト開発

アプリを初めて開発するという場合は、最初から難しいものを作るのではなく、必ず自分の能力を試す気持ちで簡単なテスト開発を行ってからにしてください。

 

最初から難しいアプリを開発しようとすると、コードの多さや間違いに気づくことが出来ず、挫折をしてしまう可能性があるので注意しましょう。

 

また、いざしっかりとアプリを開発する際も、完成してすぐにリリースをするのではなく、必ずベータ版のテスト開発をするようにして、バグや問題点が無いか確認をする必要があります 。

個人で開発できるアプリの種類

個人で開発出来るアプリは、企業やチームで開発出来るアプリに比べて限られてしまうことがほとんどです。

 

長い年月をかけて、豊富な知識を駆使すれば別の話ですが、クライアントから仕事を引き受ける際はそこまで長く待ってくれないでしょう。

 

個人で開発するのにおすすめとなるアプリの種類をご紹介します。

ゲーム

複雑なゲームアプリは難しいですが、簡易的な単純動作のアプリであれば個人でも簡単に作ることが可能です。

 

【開発例】
● パーティー
● 育成
● クイズ
● パズル
● カード
● アクション(簡易)

 

個人で開発できるゲームアプリにはこういったアプリが挙げられます。

 

RPGやアドベンチャー系のゲームは人気ではありますが、真新しいものを開発するとなると個人では難しくなってしまいます。

 

個人で作成できるゲームではクオリティで勝負するのが非常に難しいので、 企画力や話題性を重視する と良いでしょう。

SNS

SNS系のアプリは複雑なもので無ければ個人でも作ることが可能です。掲示板などの個人が利用するようなSNSであれば簡単に開発できます。

 

しかし、SNS系のアプリで大変となるのは、 ユーザー数が増えた際の維持やユーザーの取り締まりをするための監視が必要 なので、完全に個人で行うのが厳しくなってしまうという可能性があります。

 

あくまでも開発は可能ですが、その後の管理が難しいので注意しましょう。

動画・画像

動画や画像関連のアプリでは、配信に限らずSNSのように個人が投稿を行って別のユーザーが閲覧をするというもの、動画や画像の編集を行うものなども含まれます。

 

個人で動画や画像配信をするアプリは著作権等の法律を含めた管理が非常に難しいので向いていません。

 

そのため、動画や画像を提供するのではなく、動画や画像に対して何か個人で出来るアプリを開発するのが好ましいでしょう。

ツール

ツール系のアプリは個人でも比較的簡単に開発できるものが多くあります。例えば電卓やメモなどのアプリは簡単に開発可能です。

 

しかし、ツール系のアプリでも難しい部分はあります。それは主に開発面では無く、企画力となります。

 

既にあるツールからプラスで何か機能を付ける、もしくは全く新しいツールの作成をするなどしなければ他との差別化ができない のでご注意ください。

教育

教育系のアプリや辞書などのアプリは個人でも開発が可能です。

 

教養のある無しに関わらず、ネット上にある情報を利用したり、子供用の義務教育で学べるようなアプリは人気があるので個人でもねらい目でしょう。

 

アプリを利用するからには楽しんで教育したいと考える人も多いので、出来るだけ楽しみながら利用できる教育アプリを開発すると需要があります。
ただし、こちらもツール同様 他との差別化を図る必要がある のでご注意ください。