【徹底解説】ホームページを制作するメリット・デメリット
ホームページを制作する際は、必ずどんなメリットやデメリットがあるのか気になるでしょう。
デメリットに勝るメリットが無ければ制作する意味がありません。
ホームページを制作するメリットやデメリットを徹底解説します!
- ホームページを制作するメリット
- ホームページを制作するデメリット
- ホームページはあった方が良い?
ホームページを制作するメリット
ホームページを制作するには当然メリットがあります。
簡単に思いつくだけでも複数ありますが、思いがけない部分でもメリットが出てきます。
メリットを全て考えたうえで必要かどうか検討しましょう。
集客方法の1つとして利用可能
ホームページを作る1番の目的として、集客方法の1つにホームページを利用できるようになります。
ホームページを見て商品やサービスの購入、店頭へ足を運ぶという人は多く、友達や家族にURL1つで簡単に共有できるという点でもオススメとして紹介されやすいです。SNSを利用した集客でも、ほとんどの場合ホームページのURLが利用されます。
また、オンラインでそのまま商品やサービスの購入まで行える場合は、ホームページが非常に有効です。
ただし注意点もあり、ホームページを制作した後、新しい情報の更新などを行わなかったり、デザインやレイアウトを適当に行ってしまうとお客様が離れる原因ともなるので気を付けましょう。
認知度を上げられる
集客方法にも似ていますが、ホームページがあることで企業やサービス自体の認知度を上げる事が可能です。
企業などはリンクなどで新規の方がアクセスし、認知度を上げる事ができ、サービスの場合は検索エンジンから効果や用途を検索した際にアクセスされやすくなる可能性が出てきます。
思いがけない部分で新規顧客から触れられることがあり、ユーザーとの距離を近づける1つの手法と言っても良いでしょう。
ユーザー層の解析が可能
ホームページを作る1つの目的として、「アクセス解析」というものがあります。
これはホームページにアクセスした人の「時間・どこからアクセスしたのか・滞在時間・離脱率・ページ毎のPV数」などを調べる事が可能になる機能です。
また、サービスや商品の購入者には情報を入力してもらうことで、ターゲット層の解析も出来るようになります。
このようにホームページを作ることは詳しいさらなる顧客データを増やすことに繋がり、広告や商法の見直し、新しいイベントなどを考えていくことが可能です。
信頼感を得られる
きちんと新しい情報が更新されているホームページでは、ユーザーの信頼感を得る事が可能です。
例えば健康食品の販売を行っている場合、広告やショッピングサイトでその商品を知ったという人の中には、すぐに購入を行う人と、公式SNSや公式ホームページを見てどんな商品か確かめるという人がいます。
この時、ホームページの更新がきちんとされていたり、デザインやレイアウト、テキストに問題が無ければユーザーの信頼感を得る事ができ、購入に繋がるでしょう。
ただし、必ずホームページの更新はするようにしましょう。作ってそのまま放置というのは非常に危険です。トピックを作ったり、メンテナンス程度でも良いので必ず行うようにしてください。
営業の役目を果たす
ホームページがあることで、営業を自動化することが可能です。
これまで他社との契約などの際、自分達の足で営業を行っていたものが、ホームページがあることで逆に営業を持ちかけられたり、多方面への営業をかけているのと同じ効果を得る事ができます。
協力企業の持ちかけや、広告掲載のお願い、地域事業への取り組みなどをホームページのトピックスとして置いておくだけで営業の役目を果たすことが出来るでしょう。
このように、ホームページでは顧客に対するサービスの営業とは異なった、BtoBなども可能にする営業を自動で行ってくれるという大きなメリットがあります。
自社更新可能
ホームページは他企業に掲載してもらうわけでは無く、自社、もしくは個人で持つことになるので、好きな時に好きなように更新をすることが可能です。
例えば飲食店で割引やクーポン関連を掲載する際、他企業のサイトに掲載するとなると更新の依頼をする必要があるのでコストや時間がどうしてもかかります。
しかし、ホームページがあれば全て自社で好きな時に好きなように変更することが可能です。
このように、自社更新をすることは時間とコストを大幅に削減できる上、ユーザーにとって一番欲しい情報を最速で伝える事も出来るという便利な手段となります。
社員間で共通意識の明確化ができる
ほとんどの企業では、社訓やキャッチコピー、企業理念などがあります。
これらの共通意識を社員全体に認識させることができるのもホームページです。
既に働いている社員もそうですが、何よりもこれから入ってくるであろう新入社員が、どんな会社なのか、特徴をすぐにつかんで共通意識を入社前から持つことができます。
また、会社のイメージカラーなどもホームページから掴むことができ、これらも社員間で意識の共通化を図ることが可能です。
諸々のコストを抑えられる
ホームページの製作にはコストがかかりますが、長い目で見るとそれ以上にかかるコストを削減することが可能です。
• 求人広告費
• 宣伝広告費
• 営業費
• 人件費
特に抑える事が出来るのがこの3つのコストです。
自社でホームページを出している分、広告などで詳細情報をそこまで大きく載せる必要がなくなり、また、広告を出す機会自体も減らせるので、かなりコストを減らすことができます。
また、営業などはホームページで自動かできるので、その分営業でかかる交通費や人件費などを削減することができます。
こういった普段は見えない、もしくはあまり考えない部分でコストが徐々に減っていくメリットもあります。
ホームページを制作するデメリット
ホームページを制作するにわたってのメリットを挙げてきましたが、当然デメリットとなる部分も出てきます。
自分の作ろうとしているホームページでは、メリットとデメリットのどちらが大きいのかを吟味し、制作するか否かをよく考えるようにしましょう。
コストがかかる
やはり1番大きなデメリットとしては、コストが大きくかかってしまうところでしょう。
通常のコーポレートサイトでも安くて30万円-、ショッピングサイトに至っては安くても数百万円は必ずかかってしまいます。
初期投資として制作を行っても、これを超える利益が無ければ当然制作した意味がありません。
リスクとも言えるデメリットですので、予算などをよく考えた上で制作に踏み切るようにしてください。見切り発車で政策を行うのは非常に危険です。
更新が必要
メリットの部分でお客様からの信用を得られやすいと書きましたが、これはあくまでもホームページがきちんと運用されており、最新情報まで更新をしっかりと行っている場合に限ります。
逆に更新を行っていないホームページでは、ユーザーの信用を失ってしまう原因ともなりえるので、必ず更新は行いましょう。
ただし、この更新にも人手が必要となるので。その部分を考えるとデメリットともなってきます。
Web担当者・ノウハウが必要
ホームページは更新などももちろんですが、問い合わせなどにも対応する必要が出てきます。
そのため、ホームページをメインで担当するWeb担当者や、ホームページ運用に関するノウハウが必ず必要となってくるでしょう。
どのようにしてホームページをユーザーに見せるのか、SEO知識やアクセス解析など、Web関係に強い人材を雇うか、自分でそういった能力を身につけるしかありません。
Web担当の人材を求める場合、場合によってはかなりコストがかかることもあるので注意が必要です。
ホームページはあった方が良い?
結論として、メリットとデメリットを比較した際にホームページはあった方が良いのでしょうか?
メリットの方が充分に多いホームページですが、無理に作る必要はありません。そこまでのコストをかけられないという場合はホームページに頼らなくても問題ありません。
ホームページを依頼するコストがかけられなければ、WordPressという便利なサービスを利用して、低コストでサイト運用をしていくのも良いでしょう。
ただし、やはりホームページがある効果は大きいです。特に会社でホームページを制作するか迷っている際は、会社が大きくなればなるほど必要になっていくでしょう。
思いがけないメリットが生まれるということもあるので、できればホームページは制作することをおすすめします。