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アプリ開発を行う際は、会社に所属するなどして出来上がったチームで開発を行う方法と、完全個人で開発を行う2つの開発パターンがあります。
会社でアプリ開発を行う場合にはそれほど心配なことはありませんが、個人で行う場合にはどういったメリットやデメリットがあるのか気になる人もいるでしょう。
今回は個人でアプリ開発を行うメリットとデメリットについてを徹底解説します！

アプリ開発を個人で行う場合、企業やチームで行う場合よりもメリットが生まれることがあります。

個人で行うと大変になると考える人もいますが、場合によっては企業やチームで開発を行うよりも労力が少なめ、且つお金を稼げるということあるので、事前にどんなメリットがあるのか確認しておきましょう。

個人でアプリ開発を行うということは、アプリに関して必要な知識や技術をすべて自分で活用する必要があるので、その分スキルが向上しやすくなります。

当然最初は大変な部分が多いですが、自分の能力より少だけ高めの案件をこなしていくことで、スキルを自分のペースでどんどん習得することができるので、エンジニアとして大変大きなメリットを得ることが可能です。

こういった成長したスキルは、後々自分がアプリを開発していくと、どんどん成長していることが実感できるので自分のモチベーションを保つきっかけにもなるでしょう。

スキルとは別で、自分の能力が全体的に向上していくことが見込めます。

● 営業力
● 企画力
● 構築力
● デザイン力
● 実装力
● プレゼン力

こういった能力は自然と向上していくでしょう。

個人で生き抜くためには必ず必要となってくる能力です。そのため、成長しなければ個人エンジニアとして生き残れないと考えることもできます。

個人で仕事をもらって開発を行うという行為は、技術だけで成立するものではありません。
メリットとしてはいますが、注意も必要です。

プログラムは利用すれば利用するほど「プログラム資産」というものが残ります。

このプログラム資産というものは、プログラムをする上で利用した特定のコードを指します。

アプリを開発する上で利用したコードがそのまま資産として残り、他のシステム開発をする際にそのまま流用することが可能です。
これによってシステム開発を行う効率が非常に良くなるため、【経験=資産】となる非常に大きなメリットとなります。

個人開発の大きなメリットとして、金銭面のリスクや負担が非常に少なくて済みます。

通常、会社として開発を行う場合は、アプリ開発の規模が大きくなってしまったり、人件費にどうしても大きなコストがかかってくるので金銭面のリスクが大きくなってしまいます。

こういったことにコストがかからない分、個人開発のメリットとして金銭的リスクが少ないことは大きなメリットと考えられるでしょう。

個人で仕事をするということは、どこかから依頼を受ける事が多くなるので、営業を行うことになります。

こういった営業を行っていると、他企業や個人事業主との繋がりが増えていきます。

こういった繋がりがあると、そこを経由して新しい仕事をもらうことが出来たり、思わぬ朗報が届くということもあるので大切にしておきましょう。

個人で仕事を行うということは、開発して得た利益が諸経費を除いてそのまま自分の元に入ってくるということになります。

これは非常に大きなメリットで、通常であれば開発したチームで分配されるはずの利益が自分の手元に入ってくるので、1つの開発で大きな利益を見込むことが可能です。
ただし、その分依頼側も少なめの予算で組んでくる可能性があるので注意しましょう。

自分の思い通りにアプリ開発をしていくことが可能です。

基本的には依頼主からの要望通りに開発することになりますが、それ以外の開発方法やコードの書き方などは何も縛られるものがありません。

また、依頼を貰うのではなく自分でアプリを開発して、広告や有料にしたものでお金を稼ぐという場合は完全に自分の思い通りに開発可能です。

エンジニアの中にはかなりこだわりがあるという人もいるので、そういった人はチームでストレスを抱えながら開発するよりも、個人で開発をする方が向いているかもしれません。

アプリ開発を個人で行う場合、当然メリットだけではなくデメリットもあります。

既に企業やチームに属していて、個人でアプリ開発をするか迷っているという場合はメリットとデメリットを考慮した上で判断していきましょう。

企業に属している場合は給料制の場合がほとんどなため、仕事さえしていれば稼ぎが0ということはありません。

しかし、個人で仕事を行う場合は自分で仕事を貰う、もしくはアプリを開発して広告料や有料分の報酬を貰えなければほとんど稼ぐことが出来ません。
稼ぎが安定しないだけではなく、月に0円という可能性もあるので注意が必要です。

個人でアプリ開発の仕事をするという場合は、必ず先を見越して仕事を貰っておく、稼げるアプリをもっておくなどの保険を用意しておきましょう。

アプリは開発したら終了というわけではありません。その後に審査を受けて、通れば初めてリリースという流れになります。

このアプリ審査に関しては企業が有利というわけではありませんが、企業の方がこういった知識に詳しい場合が多いため、結果的に個人でリリースするまでのハードルが上がってしまう傾向にあります。

絶対にデメリットになるというわけではありませんが注意が必要です。

メリットの部分で能力の向上について伝えましたが、逆に言えばアプリ開発技術以外のスキルが必要となります。
企業であれば技術者として雇って貰える場合も、個人でアプリ開発する場合には営業や企画などをオールマイティーにこなす必要があるので気を付けましょう。

個人でアプリ開発を行う場合は、当然複数人で開発するよりも時間がかかってしまいます。
どのくらいの時間がかかるのかを考え、ロスが少なくなるように考えて行動しなくては行けないため、通常の開発よりも難しいと考えられるでしょう。

ただ時間がかかるというだけではなく、他に出てくる影響もあるのでご注意ください。

開発にコストがかかる場合、個人でコストを出さなくてはいけません。

当然ではありますが、企業に属している場合は企業が経費として出している部分なので、個人で開発を行う場合は気を付ける必要があります。
アプリ開発においてコストの出る場面はそこまで多くありませんが、可能性としては大いにあり得るのでご注意ください。

個人で開発をしていく場合は、全て自分で業務を行う必要があります。

もし体を壊してしまった場合やトラブルがおきてしまった場合などに、誰かに代わりを頼むということが出来ないので注意しましょう。

代えがきかないということは、その間仕事は進まず、依頼主の信用を下げてしまうなどの可能性も充分にあり得ます。