システム開発ではどんな事が出来る?詳細を徹底解説
システム開発を外注する場合、実際にどんなものを頼むことが出来るのか知っておく必要があります。基本的には既存のシステムであれば引き受けてくれるところが多いですが、頼む企業や相手によって異なることもあるので気を付けましょう。
- システム開発で出来る主な事例
- まずはシステム開発会社に相談
システム開発で出来る主な事例
システム開発で出来る事は非常に多くあり、それこそすべてを上げたらキリがありません。中でも要望や利用者が多い項目をご紹介します。
また、システム開発を頼む場合、相手企業の規模、予算、フリーランスかどうかなども関係してくるので、自分の要望に見合った場所を選んで外注するのが良いでしょう。
アプリ
最近ではアプリ開発をする企業が多くあります。大きい企業であれば独自のアプリを持っているとそのままデータの入手もしやすく、ユーザーにとってもWebサービスを開くより簡単で親しまれる傾向にあります。
また、アプリと言ってもスマホなどで利用できるものだけではなく、ECサイトやSNS、動画配信サービスなどのWebアプリ関連の開発も珍しくはありません。
データ管理システム
企業独自のデータや公開データなど、あらゆる分野のデータを管理するシステムの開発も可能です。簡単な例を挙げるとExcelもデータ管理システムの1つとなります。
また、日報管理や在庫管理など、業務に特化したデータ管理はあらゆる企業で重宝されるデータ管理システムの1種です。
ネットショップ
ECサイトと呼ばれるネットショップのシステム開発が可能です。フリマ関連やアパレル関連を取り扱う企業ではアプリと共同で利用されることも多くあります。
ネットショップは依頼する企業の客層によって作り方が大きく変わるので、色彩やデザイン、テキスト、利用方法など様々な指定が必要です。外注の際は細かく企画をしておきましょう。
ホームページ
ホームページ開発もシステム開発の1つです。「ネットショップ」は別で書きましたが、ネットショップもホームページとして扱われることが多々あります。
ホームページにもいくつか種類があり、例えば企業紹介をする「コーポレートサイト」やサービス提供をする「サービスサイト」など、目的によってホームページ開発の手法も変わってきます。
他サービスとの連携
既存のサービスと連携させるシステムの開発はかなり多くの企業が行っています。特に多いのが「Google Map」との連携です。
企業やお店の所在地をアクセスで載せる際に、Google Mapが埋め込まれているのはこの1種です。
他にも各種アプリとの連携など、細かい部分ではありますが、ユーザーが便利に利用できる部分で他サービスとの連携開発を利用されています。
QRコード生成
QRコードを読み取ることでホームページやアプリインストール、特設サイトへのアクセスを促せるようになります。
Webサービスでも多く見ますが、紙媒体を利用している企業ではユーザーが検索するよりも早く簡単に利用できるので、QRコードを用いていることが多くあります。
APIサービス
APIとはソフトウェアやアプリケーションなどの一部を外部に向けて公開することで、第三者のソフトウェアと機能を共有できるようにしてくれるもを指します。
例えば有名なSNSのTwitterやInstagramのアカウントを利用して別のサービスを利用する際、「○○のアクセスを許可しますか?」と表示されることがあります。これがAPIを利用したサービスの一例です。
カレンダー
普段はそこまで気にならないかもしれませんが、カレンダー機能も多く利用されるシステム開発の1つです。
例えばブログなどで記事を閲覧する際、日付を指定して記事を探したり、配達サービスでお届け日時を指定する、旅行サイトで日付を指定する際にも利用されるのがカレンダー機能です。
ファイルの作成
印刷する際に便利なPDFフィルなどを作成することが可能です。
最近では個人単位であればWebサービスでこういった便利なファイル作成ができますが、企業で大量にファイルが必要となる場合は、ファイル作成を外注するのが早いでしょう。
セキュリティ関連
顧客情報の管理やホームページの保護など、セキュリティ関連のシステム開発は欠かすことが出来ません。
既存のセキュリティシステムを利用することがほとんどですが、不安の残る場合は独自のシステム開発を依頼しましょう。
また、SNSや掲示板など、ユーザーが入力したWebサイトの脆弱性を攻撃してくる「クロスサイトスクリプティング(XSS)」や、アプリの想定しないSQL文を実行させデータベースシステムの不正操作を行う「SQLインジェクション」の対策なども多く利用されます。
AI
AIと呼ばれる人工知能を利用したシステム開発は非常によく利用されるようになりました。
自動学習システムによってデータを勝手にアップロードしてくれ、自動での受け答え可能など、人件費の削減用途でも用いられることが増えています。
問い合わせでの自動返信システムなどでも利用されていることが多々あり、近年非常に開発数が増えている項目です。
電子機器制御
Web上でのイメージが大きいシステム開発ですが、電子機器などを製作する際には必ず利用されます。
例えば電子レンジやエアコン、冷蔵庫などの温度を調整・管理するシステムや、オーディオ機器に利用されるサウンドシステムなど、日常のあらゆる場面でシステム開発されたものが備わっています。
まずはシステム開発会社に相談
ここで挙げたものは全て例にすぎません。システム開発は細かく分けていくと非常に多くあり、どういった案件を取り扱っている企業に外注するかで非常に大きく変わってきます。
まずはシステム開発会社を調べ、自分のお願いしたいものが開発可能か相談してみると良いでしょう。
また、自分の要望に会ったシステム開発企業をマッチングしてくれるサービスもあるので、初めてシステム開発をお願いするという場合は、そういったマッチングサービスを利用するのも1つの手です。